すっからかん、な〜んも居ない。気がつくと山頂まで歩いて来ている。
人の手が入りすぎてハイキングとしては快適だが多様なムシの生活を育む環境では
無いのかもしれない。夏場は良いかもしれないが。
山頂には赤松の低木が多くあり、ここで、そらさんのブログで紹介されていた
マツホソオオアブラムシを思い出し、手ぶらで帰宅するのを免れた(^^;;
11月12日追記:ezo-aphidさんより、この種は同定が難しいとのコメントを頂きました
のでタイトルにそれぞれ”?”を付けました。小さなムシの世界は一筋縄では行かない
ですね。(^^;;
産んで間もない卵か奇麗に透き通っている。体長約2.8mm。
オオアブラムシ亜科 Eulachnus thunbergii ?
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1匹、1匹パラパラとしか見つからないと思ったらコロニーを形成しないらしい。不思議。
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最初ダニかと思った。腹部が潰れていたので出産?卵?終わった個体でしょうか。体長約2.6mm。
幼虫の可能性もあるそうです。
オオアブラムシ亜科 Cinara piniformosana ?
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Cinara属は難しく、日本ではPinus属マツ類に10種が寄生します。種の判定は、成虫をスライド標本にして検鏡しないと無理でしょう。「Cinara niaes」と検索すると下記のPDFが見られます。4枚目は幼虫かも・・・・、5枚目は有翅幼虫ですね。
返信削除http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/publish/misc/misc22a.pdf
あ、コメントしやすくなっている!何時の間に。
返信削除ezo-aphidさん こんにちは。
いつもの勉強不足で(^^;;本当にコメントを頂くと助かります。早速pdf目を通しました。それにしても奥が深いというか難しいというかアカマツだけでも何種もいるんですんね。さすがにスライドして検鏡は出来ないですね。観察対象が増えますね〜。(^^;;ありがとうございました!!