2012年1月7日土曜日

???

撮影中は殆ど気にした事がない、出来上がった写真を見て、良く葉裏にムシと
一緒に写っている気になる金属質のドーム状の物体。

カイガラムシの1種ではないかと思い、昨日、ひっくり返して見る事に。
体長?約0.4mm×0.3mmのその物体を手持ちのカッターと肉眼でお好み焼きよろしく、
ひっくり返すのは到底無理だと直ぐに悟った。準備不足(^^;;

まぁ、やるだけ、やってみよう!結果は見ての通り。

2月20日追記:チャタテムシの卵と判明しました。こちらこちらを参照下さい。

魔力が秘められている怪しい宝石のよう!?

意外にも中身は空っぽだった。薄い皮膜のようなものが張力によって光沢を放っていたような感じがする。
1枚目の写真とは別の葉裏にて。

アートナイフの先端につく、2枚目の写真とは違うモノの表皮。やはり、こちらも空だった。

今回2個、ひっくり返しつぶしてみたが空っぽだった。何かの卵の可能性もあるかも
しれないので引き続き、観察して見ようと思う。

**手先の器用な方、是非やってみてください。**

6 件のコメント:

  1. それだけ小さいとは気がつかず、ご苦労いただきました。
    表皮と内皮の2層があるように見え、内層はぬめりがあるような印象ですね。卵っぽいですが、植物に傷が無く、脱出孔も見えません。「捕食性ハエ類の卵」という仮説はどうでしょうねー。ヤドリバエ科の卵を見たところ、サイズと形に合うものがあります。ただし、それらは直接寄主の体に産みつけられるので違うようです。
    これがどういうところ多いか(木と草、葉の滑らかさ、表と裏、他の幼虫の有無、など)、事例をまとめておかれると、予測しやすくなると思います。

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  2. tukikuiさんのブログでいい例(2012.01.06)を見つけました。1枚目を拡大して、黄眼のチャタテムシの「頭部を時計盤の中心とし、尾端を12時の方向」として、距離は虫の全長を1として表現してみます。
    上のチャタテ成虫の「4時・1.0長」と「3時・2.2長」に青丸が各1個、「11時・1.0長」に黄丸、下のチャタテ成虫の「8時・1.5長」に黄丸があります。この青丸は成熟あるいは空洞、黄丸は産卵直後なのではないでしょうか? とりあえずこういうモノを潰してみたり、持ち帰って拡大ルーペ下で剥がしてみるのがよろしいかと。

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  3. ezo-aphidsさん こんばんは。
    長文に亘りいろいろと考察とアドバイスを頂き有り難うございます。ヤドリバエ科の卵を検索しましたが確かに良く似たドーム型の形ですね。事例については1度、今まで撮った写真から拾って行こうと思います。またtukikさんの写真から、それらを読み取り推察するところは流石です。見る人が見ると同じものでも深みが違うんですね。凄いなぁ〜。今度、お持ち帰りして色々試してみます(^^

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  4. どの程度役立つかは不明ですが「Tracks & Sign of Insects & Other Invertebrates」という本が出ています。北米の自然を、600ページ弱、1000枚の写真で示したものですが、基本は変わらないでしょう。表題に northern naturalist を加えて検索すると内容の一部が見られるサイトに行けます。Amazonの通販で2700円強で買えそうです。

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  5. tukikです。連休でやっと時間が取れて、12月分から読んでいました。
     この金属光沢ドームは、少し湿ったようなところには植物にあまり関係無くついていますね。爪でつぶすとパリンと割れて、空っぽです。生物っぽくないので、カイガラムシの殻の残骸と思っていました。
     ezo-aphid さん御指摘の画像を載せるときもコメントに入れようかなと迷ったのですが、私の対象のサイズより小さいので、パスしていました。

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  6. ezo-aphidさん こんにちは。
    「Tracks & Sign of Insects & Other Invertebrates」は早速、注文しました。コストパフォーマンスが良さそうで今から楽しみです。良い情報ありがとうございます。

    tukikさん こんにちは。
    金属光沢ドームの情報、ありがとうございます。やはり、空でしたか。せっかくの、お休みの時間を浪費させてしまいすみません(^^;;ブログ更新楽しみにしております。

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