他のコバチにも見られるように羽化したオスは直ぐさまメスを探し交尾を行っておりました。ヒメコバチの交尾の一部始終を見るのは初めてかも知れません。このEulophusに限った事かも知れませんが、先ずメスの背中に乗ったオスは何度か体を大きく前後に揺さぶり、後に交尾に至っておりました。メスにたいする合図なのでしょうか。
羽化して出て来たばかりのメス(体長約2.2mm)に乗るオス(体長約1.9mm)
メスの背中の上で大きく前後に動いた後、すばやく交尾
交尾時間16秒。長いのか短いのか..
交尾前に必ず行われる儀式
このような触角の接触の仕方でメスに交尾を促すのでしょうか
28頭のメスに対して3頭のオス。オスはせわしなくメスを探し交尾をしておりました
特徴的なEulophus属のオスの触角
血眼!?になってメスを探しております
羽化途中でも背中に乗ってメスをキープ
左手ぼけておりますが2組のカップル
顔面のみピカピカ明るい金属色
雌の翅は、まだシワが残っていて、乾燥しきっていないようです。同様の雄もいるので、とにかく交尾は急がなくちゃならないんでしょうね。
返信削除羽化後に完成する翅は他の部位にくらべ特別なんですね。ほんとオスは大変です(^^;;
削除「 Chinese Eulophus 」で検索すると、近所のEulophusが判ります。小楯板の膨らみが少ないのでabdominalis は除外されます。台湾・沿海州・中国本土にもいるというE. cyanescensなのかもしれません。
返信削除ありがとうございます!教えて頂いた資料のE. cyanescensを逆引きして確認しました。Eulophusに関しては幼虫や蛹の画像は見られますが同定された成虫の画像は少ないですね。”?”つきで採用させていただきます(^^
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