引き続き舞台はクチナシ。アミメアリが往来していたのでアブラムシがいるであろうと枝葉をかき分け撮影。コロニーを葉裏や茎で発見。茶色いマミーが点々としていた。
過去にezo-aphidさんより教えて頂いたToxoptera属↓
葉裏にて。このアブラムシ、初見の気がします。
有翅成虫(体長約1.3mm)が写っていますが異様な腹部の膨らみ。きっと寄生されているのでしょう
左手の個体の腹面から何か洩れている↓
「アブラバチでは寄主の腹面を裂き絹糸線からの分泌液でアブラムシを植物体などの基質に固着」農薬ガイドより
成虫と思われる尾片
アーチャーンさんがクチナシで見たアブラムシと同属ではないかと思います。体長約1.6mm
茎の方のコロニーでは若い?マミーが見つかりました
多分、寄生されているであろう個体の腹部
上とは別個体。アブラバチの幼虫が透けて見えている?
まだ透明感のある外皮の者
上とは別個体。神経らしきものが黒くなっています
撮影中、アブラバチが産卵にやってまいりました!ラッキー
体長約1.75mm.翅の黄色い紋から以前撮影したDiaretiella rapaeではないかと
前回と違い枝葉が邪魔で上手くチャンスをいかして撮影出来ませんでした
産卵に至るまでのスピードは、かなり早いです
狙いを定めて〜
ズドン!って肝心な所が隠れておりますが(^^;;
9月13日撮影 姫路自然観察の森
2日後
同じ茎にて。随分と茶色いマミーが増えておりました。しかしアブラムシも負けず産卵を続けておりアミメアリも集っています。
この日はアブラバチには出逢いませんでした
アリの存在はアブラバチにとってかなり邪魔のようでしたが完璧な用心棒ではないようですね
空に浮かびそうなほど、それぞれ風船のように丸くなっています
8日後
ほとんどのマミーには穴が空いておりました。アブラバチは羽化したようです。
タマバエ幼虫も加わっておりました
それでもアブラムシは存在しております
9月21日撮影 姫路自然観察の森
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