2014年9月17日水曜日

第5回 ヒメコバチ科 Eulophus sp. 【 ♂ 】

羽化すると真っ先にメスを探し交尾に至る。子孫を残す。生きる目的。メスを探す為にデザインされたであろう立派な触角。小さな2mmの蜂のデザインだけれど”生きる”本気が伝わって来る造形に感動です。

ヒメコバチ科 Eulophus sp. 【】【羽化】【交尾】【  】【  

以前、撮影したSympiesisには負けますが立派な触角です

ステレオグラムの本領発揮です

触角拡大

正面から

ステレオグラムで見るとよりいっそう触角の感度が良さそうに見えます

背面

交尾が一通り済んだと思われる時点で採集しました
9月5日撮影


おまけ【 脱皮殻と犠牲者 】

幼虫時代を見ていないので何ともいえませんが、その時のカタチを連想させる頭部の脱皮殻。面白い

同じ形の帽子が転がっている




今回の蛹は全頭、無事に羽化して行きました。


しかし不運にもナラガシワの葉に引っ付いて来た?カシワホシブチアブラムシは樹液が無くなりお亡くなりに

Eulophus属の蛹の黒化と共にその様子を収録
9月3日〜9月5日撮影

2 件のコメント:

  1. 頭部の脱皮殻(これは背面ですね)を、まじまじと眺めました。ツノの間の2個の膨らみは後部の単眼で、前部単眼の膨らみとは分離するのが普通のようです。蛹のツノには何が入っていたのか、気になりますねー。

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    1. こんばんは。
      なるほど単眼2つの膨らみですか。ツノ、気になります。頭部前面の殻を改めて撮影してみます。

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