2012年2月1日水曜日

コガネコバチ科 の 5種?

小さなハチ第28弾

小さなハチシリーズの中では1度も登場しなかったコガネコバチ。言葉の響きと
キラキラの容姿が素敵で、見つけると嬉しいハチ。
今回は画像枚数が多いのでサムネイルを小さくしました。クリックして頂ければ
拡大します。

2月6日追記:先生より1.2.5はPachyneuron属の可能性と、1.2.3は♂であると
教えて頂きました。お忙しい中ありがとうございます!


2月3日追記:その4はやはりMesopolobus属で間違いない見立てを上條先生より
して頂きました。ありがとうございます!


2月1日追記:おちゃたてむしさんより、その4がMesopolobus属に似ていることを
教えて頂きましたので追記しました。
5匹並べた画像を追加しました。

同倍率の撮影。微妙に画角が違うので正確な比率とはいえませんが参考にはなると思います。


その1?Pachyneuron sp. ♂
体長約1.9mm。糸に脚をとられている所をパチリ。
1月16日撮影。

立派な触角は♂のしるしか。

顔の割にはスマートな体。

柔らかなラインの背面。

その2?Pachyneuron sp. 
体長約1.2mm。Pachyneuron属?
1月26日撮影。

最初はじっとしていましたが。

触角を上げ歩き出します。

ヒメコバチにくらべて細長いですね。触角。

立派な触角と小さな腹部。♂?

その3 
体長約1.6mm。椿の葉にて。
1月29日撮影。

少し顔が強面系のコガネコバチ。

こちらも触角立派。♂なんでしょうか。

この日はかなり寒かった。怒ってる?

手の熱気でレンズが曇り撮影、難儀でした。

その4 Mesopolobus SP.
体長約2.3mm。今まで3度、遭遇したが3度とも飛んで逃げられた。
1月27日撮影。

怪しい赤い眼。♀でしょうか。

その5?Pachyneuron sp.
体長約2mm。大胆に脚を上げシャリンバイを歩行中。
1月11日撮影。

正面に回り込む事は出来ず。♂?

9 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. こんばんは。
    打ち間違えが有りました。
    申し訳ありません。

     1.0mmの世界の動く美術品。
    それを捉える、安定した高い技術・・・BABAさんWORLD。
     その3怒ってる?その4最初 素晴らしい・・・・飼育環境が整って生きたコバチと展示できれば・・・とんでもない力を発揮しそうです。

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    1. こんばんは。
      先日はプリティな写真を有り難うございました。心が和みました(^^
      モデルさん達は本当に素晴らしいと思います。その素晴らしさゆえに、かなり地味に葉をめくったり、覗き込んだり怪しい動きをしております(^^;;「一体、何を撮ってるんだね?」たまに声を掛けられますが、声を掛けられにくいオーラを出すよう日夜修練しております。撮影技術はあまり無いです。少し、しつこいだけだと思います。

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  3. こんばんは。
    その名の通り美しい種が多いですね。一見してわかる共通の特徴を持ちながら、それぞれが明らかに別の種というのが凄いです。
    気付いたことを一つだけ。その4は体型と触角がMesopolobus属に似ているようです。(私の2011.2.27の記事。上條先生に教えていただきました。)

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    1. こんばんは。
      コガネコバチは何となく特徴が分かって来たような気がしますが、そこまで止まりです。
      情報ありがとうございます。判別するにおいて色目より造形の方が大事なのは分かっていながら、今回も見落としておりました(^^;;
      Acroclisoides sp.に一目、遇いたいですね。

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  4. コガネコバチ科というのは、概観の違いは大きそうなのですが、属数がやたら多いこともあってか、先生にも難問のようです。「属がすぐわかったのは Mesopolobus だけです。Pachyneuron らしいのがいるほかは属はわかりそうもありません。」というコメントを頂きました。おちゃたてむしさん、学習効果が高いですねー。数も多かったので、先生にはご無理をして頂きました。

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    1. 今回も貴重な時間を割いて沢山見て頂きありがとうございます!素人のブログに付き合ってもらい申し訳ないです。しかし、とても喜んでおります!先生に宜しくお伝え下さい。コガネコバチ科も大変なんですね。属数が多い割には私的には遭遇率が低く会うと嬉しいハチです。先生には無理のないよう小出しにしていきます(^^;;自分である程度、見立てられたら最高なんですが。

      今まで撮った小さなハチを少し整理して分類しようと思います。

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  5. 先生からの追伸です。「1・2・5は前縁脈が太いのでPachyneuron 属と思われますが、決め手がないので、?Pachyneuronとしておきます。1・2は腹部が小さいのでご指摘のようとおり雄でしょう。5は雌雄がはっきりしませんが、もし雌なら1と同種の可能性もあります。3は属不明で、やはり雄のようです。」「これまでにも真冬に撮れた雄の写真がいくつかありましたが、冬に繁殖活動をしているらしいコバチが意外と多いのに驚いています。」

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    1. こんばんは。
      再度、先生には時間を取って頂きありがとうございます。ezo-aphidさんも何時もありがとうございます。名前の無い写真に断定は出来ずとも属名が入るのは嬉しいです。もう一度、寒波が来るようですが最近、こちらでは葉裏ではなく葉の上や茎を移動するヒメコバチやツヤコバチを目撃します。結構、寒さに強い感じがします。

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